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in 息子のいじめ体験記

【第10話】 息子が自ら命を絶つかもしれない恐怖~前編~

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第9話では、どうにかしてでもお友達の輪に入ろうと、間違った方向で頑張っている息子を発見しました。

お友達の輪に入るために、必死だったのですね・・・

【第9話】
ゲームは友達と繋がるための最後の砦




なんとか頑張ってお友達についていこうとしていた息子。


ですが、とうとう息子の今までの気持ちが爆発してしまったのです・・






【第10話】
息子が自ら命を絶つかもしれない恐怖~前編~








これまでにお話ししてきましたように、息子はかなり追い詰められていました。






1つ1つの事件は本当に大したことのない事かもしれません。




息子が元々考え過ぎる性格だったのかもしれません。







だけど、確実に言えることは






とにかく苦しかった







それだけだったと思います。






そして、そんな息子気持ちが爆発してしまったのは、5年生の終わりでした。






その日の夕方、私は学校で、役員さんお2人と、PTAの仕事をしていました。







1番下の娘の幼稚園バスが、家の前に来る時間だったので、少し抜けますねと、出ようとした時、担任の先生が来られました。







「○○くん(息子の同級生)から電話があって、お母さんに家に戻ってほしいと言ってます。大したことじゃないと思いますが」








なんだろう。と思いつつ、どちらにしても一旦家に戻る予定だったので、分かりましたと学校を後にしました。







家に戻るとちょうどマンションの前に、娘の幼稚園バスが停まっていました。








バスを見送ると、娘と手を繋ぎ、玄関に向かいます。








角を曲がろうとしたところ、同じクラスの女の子が走って来ました。







「○○くんのお母さん!早く来て!○○くんが死ぬって言ってるの!」







え?何を言ってるの?







私はよく状況が飲み込めませんでした。








子どもたちの集団がワーワー言っています。







その中心で息子が叫んでいます。






「俺は死ぬんだ!死んでやるんだ」






て。






その中で、ある男の子が、暴れる息子に引っかき傷を付けられながらも、止めようとしてくれました。






私はそのお友達に「ありがとうね」と言い、息子を家に入れようと試みます。







ですが、もう5年生の男の子・・







力がかなわないですね。






一緒に来てくださっていた担任の先生も手伝ってくださり、なんとか玄関に入れる事が出来ました。







ホッとしたのも束の間、息子はランドセルを放り出し、窓を目指して走り出しました。







「ダメ、ダメ、ダメ!!!」







私は慌てて息子を止めに入ります。







息子は窓から外に出るため、私の手を払おうと暴れます。







私は強く強く息子を抱きしめ、




愛情




「お願いだから・・お願いだから・・あなたがいなくなったらお母さんは生きていけないよっ」







どんなふうに息子をなだめられたのか、その時は無我夢中で覚えていませんが、なんとか息子を落ち着けることが出来ました。







息子は私に背を向け、ソファーに横たわりました。







この日、息子は国道に飛び出し、車に引かれようと考えていたようです。







実際、その勇気はなかったと思います。







本当に死のうと思っていたら、誰にも言わず黙って国道に向かっていたはずです。







だけど、そうやって騒いだのは







誰かにこの苦しさを分かって欲しかった







その一心だったと思います。







その訴える方法が自ら命を絶とうとすることだったのです。









【第11話】の後編では、当日一緒にお仕事をしていた役員のお2人に、私は迷いながら状況を伝えることとなります。

後から思えば、この時お2人に事情をお話して本当に良かったのです。

本当に、このお2人には感謝してもしきれない、今でもそんな思いでいっぱいなのです。

【第11話】
【小学校5年生】息子が自ら命を絶つかもしれない恐怖~後編~




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2 Comments

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なごみ  

自殺しようとして 苦しみを伝える事しか
残されていなかったと 考えると 本当に心が痛みます。学校は事が起きてからしか 動かないし 子どもの世界に大人が入っていくのは 難しいですよね。理想論ですがいじめる側のおやごさんが 愛情をもっと子どもさんに注いでくれて 人の痛みを想像できる子どもさんにしてくれたら と 願いました。

2018/07/01 (Sun) 20:20 | EDIT | REPLY |   

hahako  

Re: コメントありがとうございます

いつも心温まるコメントに感謝しております。
本当に子どもの世界は分かりません。
どこに真実があるのか、そして、親としてどう動いたらいいのか、常に葛藤しておりました。
人の痛みが想像できるお子さんばかりでしたら、きっとこのような事にはならなかったでしょうね。
本当に難しい問題であると、ブログを綴りながら再確認する日々です・・

2018/07/01 (Sun) 22:01 | EDIT | REPLY |   

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